今年テーマをあらためて書いておきます。
1.真直ぐに立つ。真直ぐに座る。
2.体重移動
3.リズム&技
今回はまず
「1.真直ぐに立つ。真直ぐに座る。」を解説しますね。
プロスポーツの一流アスリートも含めて、
真直ぐに立てていないプレーヤーがほとんどです。
あなたが真直ぐに立てているか確認してみましょう。
できれば可動式の鏡と背後に垂線のある壁を利用し、
垂線を自分の中心にセットして(かかととかかとの中心に垂線がくるよう立つ)
全身を鏡に映して見てください。
左右いずれかに頭がわずかにズレていることがわかるでしょう?
両肩の高さもどちらが上がっているか確認してみてください。
首の付け根から肩の先端までの長さも比べてみてください。
短い方が、いわゆる肩がより凝っている側になります。
ほんのわずか。もしかしたら1mm、2mmかもしれませんね。
しかし、たとえば、野球やゴルフ、テニスなどボールを体の回転で打つスポーツ。
真直ぐに立てていなければ、回転軸もわずかにブレる可能性が高まるのは
当然ですね。
また、とらえたいボールの位置がわずかにズレているとしたら
結果には、大きな差が出ることは、プロのアスリートであれば、だれでも体験していることですね。
なぜ、真直ぐに立てないのか?
脳がわずかにズレている状態を真直ぐと認識しているからです。
脳の誤差がある状態では、どのようなスポーツ、武道も成立しないのです。
さらに真直ぐに立てていない状態で、ずっと練習、試合をこなしていくと
体のどこかに無理な力が加わった状態で運動をすることになるので、
故障する可能性が高くなります。
故障してしまうと、故障した箇所の筋肉が収縮したままの状態になり、
歪みが大きくなり、さらに故障するリスクが高まります。
したがって、ハイパフォーマンスを可能にして、かつ故障しにくい身体を
造るってくためにも真直ぐに立つことが最重要テーマとなるのです。
次回は、テーマ2.体重移動です。